つながりの読み方

線が持つ3つの情報

グラフ上で作品と作品を結ぶ線は、次の3つを同時に表しています。

  • — 関係の種類(何でつながっているか)
  • 太さ — 関係の強さ(どれくらい近いか)
  • バッジ — つながりの中身(共演女優の顔と人数、ジャンル名など)

さらに中心からの距離も情報を持っています。関係が強い作品ほど中心の近くに配置されるため、内側にあるものから順に見ていけば、近いものから確認できます。

出演女優強い(共通人数が多いほど強くなる)シリーズ最も強いメーカー中程度ジャンルジャンルの珍しさによって変動
線の太さは関係の強さに対応します(図は模式的なもの)。

4つの関係タイプ

  • 出演女優

    両方の作品に同じ女優が出演しています。共演者が複数いる場合はその人数に応じて関係が強くなります。線の上には顔アバターと共演人数のバッジが表示されます。

  • シリーズ

    同じシリーズに属する作品同士です。シリーズは作り手が明示的に束ねた単位なので、TraceDiveでは最も信頼できる関係として最上位に置いています。

  • メーカー / レーベル

    同じメーカーまたはレーベルの作品です。作品の傾向や作りの質感が揃いやすい一方、該当作品数が多くなりがちなので、重みは中程度に抑えています。

  • ジャンル

    共通のジャンルを持つ作品です。ただし全ジャンルを平等には扱いません。珍しいジャンルで一致したときほど強い関係とみなします(次の項目で詳述)。

珍しいジャンルほど強く評価する理由

ジャンルの一致をすべて同じ重さで扱うと、グラフはたちまち意味を失います。多くの作品が共通して持つ一般的なジャンルで全部が結ばれてしまい、「どれも関連している」という何も言っていない状態になるためです。

そこでTraceDiveは、そのジャンルを持つ作品が全体の中でどれくらい少ないかを計算し、少ないほどスコアを高くしています。情報検索でIDF(逆文書頻度)と呼ばれる考え方です。

  • ・ほとんどの作品が持つジャンルで一致 →弱い線(細く、外側に配置)
  • ・全体の数%しか持たないジャンルで一致 →強い線(太く、内側に配置)

結果として、「言われてみれば確かに近い」という発見が起きやすい線が優先して描かれます。3Dのダイブ探索でサブハブとして生えるジャンルも、この珍しさの下限を満たしたものだけに絞っています。

関係の強さの序列

関係タイプごとの重みは、おおまかに次の順序で設定しています。

シリーズ > 出演女優 > メーカー > ジャンル(珍しさによる変動あり)

出演女優は共演人数が増えるほど加算され、上限に達するまで強くなります。珍しいジャンルの一致は、メーカー一致を上回ることもあります。これらの重みは探索の質を左右する調整値なので、今後の運用の中で見直していく予定です。

2作品の間に複数の関係が同時に成立する場合(同じシリーズで、かつ同じ女優が出ている等)は関係をまとめて1本の線にし、最も強い関係タイプの色で描画します。線をクリックすれば、成立しているすべての関係を確認できます。

線が引かれない場合

画面が線で埋まると読めなくなるため、1つのノードから伸びる関連作品同士を結ぶ線(クロスエッジ)には上限を設けています。関係が存在しても描かれない線がある、という点はご了承ください。中心を切り替えれば、その作品を軸にした関係が改めて描かれます。

操作方法は使い方ガイド、設計の背景はコンセプトをご覧ください。